2040年の未来予想

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10年後や20年後は、生きているうちに確実にくる近未来です。

過去の10年と最近の10年では、世の中の流れが極端に早くなっているのは明らかです。

テクノロジーの進歩が格段に早くなり、過去の常識まで変わってきています。

漠然と将来の不安を抱いているとき、本書を書店で見つけて即、購入しました。

2040年に起こるであろうことが、最新テクノロジーの現状から予想されることとして、論理的に書かれています。

未来の予想があれば対策を始めることができます。

ビジネスや生活にとって参考になる情報満載の良書です。

テクノロジーの進歩が未来を変える

本書は題名通り22040年の未来を予測しています。

その未来の変化に最も影響するのが新しいテクノロジーです。

その未来の萌芽は現在にあり、誰にでもつかむチャンスがあると本書は説いているのです。

新しいテクノロジーは、出てきたときは多くの人は懐疑的ですが、世の中を変えてしまうパワーを持っています。

スマホが直近の実例で、受け入れるのに抵抗を示す人も多くいましたが、現在ではなくては不便な世の中になってしまいました。

善悪を超えて、新しいテクノロジーや世の中を受け入れる柔軟性が生きていくうえで重要なのです。

未来を予測する力

新しいテクノロジーは世の中を変えてしまう力を持っていますが、変化はそれだけではありませんね。

温暖化に伴う環境問題、高齢化社会の到来、食料問題、等も大きな影響のある変化です。

他にも多くの変化があるでしょう。

これらの大きな変化は、とかく面白くない深刻な未来を予想させるものが多いです。

一方、新しいテクノロジーはこれらの問題を解決、又は、低減させる可能性を秘めています。

使いようなのです。

本書では、未来の経済(年金、税金、医療費)や生活(衣食住)の解説のあと、未来を予測する力の重要性を説いています。

これまでの10年よりこれからの10年の方が変化は速いのです。

現在をみつめ、これから起こることの萌芽を見つめれば、未来の形を掴むことは誰にでもできると説いています。

本書はその参考になります。

まとめ

本書は、20年後の未来に起こることをテクノロジーの進歩から予測しています。

占い書の予言と違い、科学的な根拠があるのです。

大事なことは、将来おこることはすでにその萌芽があるので、現在をしっかりと見つめれば予測可能ということです。

そして、将来に大きな影響を及ぼすものがテクノロジーです。

この10年でもスマホの普及が世の中を変えました。

良い悪いではないと思いました。

やはり、新しい社会、テクノロジーを受け入れてリセットし、世の中に適応していくことも大事なのだと思います。

本書の将来予測は役立つ情報ですが、それ以上に、現在に存在する将来の萌芽に目を向けることの重要性に気づけます。

将来が少し明るくなることでしょう。