訪問リハビリと通所リハビリの違い、川崎市でも訪問リハビリは受けられるのか?
川崎市は神奈川県の北東部に位置していて、政令指定都市の中で最も面積が小さい市です。
東部は東京湾、多摩川を挟んで北側は東京都となっていて、都心へのアクセスが良い事から工場が多く点在しています。
一方、自然も豊富な事から、都会と自然を併せ持つ川崎市は戦後に人口が急増しました。
その影響もあり現在は高齢者が多くなっています。
今回はそんな川崎市と訪問リハビリテーションにフォーカスしていきます。
訪問リハビリテーションとは?
訪問リハビリテーションとは、デイケアを含む介護施設に足を運ぶ必要が無く、専門の療法士が自宅に訪問してリハビリしてくれる業務の事を指します。
訪問リハビリには健康管理、日常生活の訓練、福祉用具選定、身体機能の改善、生活環境の改善、ご家族からの相談対応など様々な種類があり、それぞれ専門家が異なります。
基本動作のリハビリは理学療法士、日常生活のリハビリは作業療法士、言語能力や聴覚の回復補助は言語聴覚士が担当する事となっています。
通所リハビリとの違い、訪問リハビリのメリット・デメリットについて
訪問リハビリは、通所リハビリと違い、使用出来る機械が決まっているのでリハビリの内容に制限があります。また、他の利用者との交流が出来ない事や、担当の療法士とそりが合わない可能性があるというのも訪問リハビリのデメリットでしょう。
担当の療法士とそりが合わない場合は、すぐにケアマネージャーに相談する事をおすすめします。
一方、メリットもあります。
訪問リハビリテーションのメリットは何と言っても専門家が自宅に来てくれる事です。
通うのが難しい方や、リハビリしている姿を見せる事が嫌な方でも、人に見られる事なくリハビリが出来ます。
また、通所リハビリと違って、日常生活環境に合わせたリハビリのアドバイスがもらえる事や家族への介護指導をしてもらえることも大きなメリットでしょう。
川崎市の訪問リハビリ
川崎市には現在24の訪問リハビリテーション施設があります。
診療所や介護施設が併設されているリハビリテーション施設もありますので、そういった所は幅広く相談出来ます。
また、訪問リハビリは、通所リハビリとの併用も可能ですので、ご家族や医師、ケアマネージャーと相談して自分に合った訪問リハビリ施設を選びましょう。