世界一やさしい株の教科書一年生

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株式投資を始めるにあたって入門書を探していました。

株式投資というとやはり損をするというイメーが強いかもしれませんが、それを回避する方法やチャートやファンダメンタルズといった基本的な考え方を、抽象論ではなく具体的に解説してくれる本はないかと探した先にみつけた一冊です。

株の教科書一年生は間違いありません。

株式投資を始めてすでに一年以上が経ちますが、今となっては当たり前のことも一番最初はこの本で勉強しました。

一年生と書いてあるとおり一番最初の本当の初心者向けの内容となっており、初心にもどるために今でもときどき読み返しています。

株式投資を始めるにあたり初心者が一番最初に悩むことはどこの証券口座を開くかだと思いますが、どの株を買うかの前にどの証券口座を開くかについても書かれています。

その上でそもそも株式投資とは何かについても解説が行われ、すこしずつ投資に対する正しい知見を広げて投資に対する不安などを解消してくれる構成となっています。

どの株をどのタイミング買うか、そしてどのタイミングで利益を取るか

厳密には株式投資の世界でお金増やす方法はいろいろあるのですが、この本は一般的な投資の認識である「安いときに買って、高くなったら売る」という株価差益(キャピタルゲイン)について解説してくれます。

ですが、株価は下がるときはいつまでも下落するため、そもそもその株価が本当に安いかどうかは初心者にはわかりません。

この本では多くの投資家が使っている(投資の神様ウォーレン・バフェットでさえも)基本的でもっとも重要な指標である移動平均線を中心に買うタイミングとどのようにして買うかを、具体的に解説してくれます。

また、その上で移動平均線をサポートする指標についても書かれおり、ファンダメンタルズにおいても世界で一番わかりやすく書かれています。

まとめ

株式投資といっても実は様々な方法があり、大きくETF(投資信託)と個別株投資に分かれます。

本書は特に後者に焦点を当てて利益の取り方を解説してくれますが、さらに重要なことはとにかく負けにくくなります。

リーマンショック、コロナショックと投資の世界は何が起こるかわからない世界です。

そういったときへの考え方や回避法などを説明してくれます。

(もっとも本書で説明してあることを、素直に実行できるかは読み手の性格によるとは思いますが)
個別株投資をやるにあたり、初心者には是非一度読んでもらいたい一冊となっています。