大分県で美容室を開設するにはどうすればいいの?

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大分県は全国の美容室数ランキング(人口1万人あたり)で20位以内に入っているというデータがあり、大分は美容室での着付けやメイクアップといったサービスも充実しているといわれています。
そんな大分県で美容室を開設したいと考えている方のために、必要な手続き方法をご紹介します。

美容師の業務内容と資格について

まず前提として、美容師になるには美容師免許の国家資格が必要です。美容師養成学校を卒業して試験に合格することで、資格を得ることが可能です。
美容師は主に美容室等でカット・パーマ・ヘアセットやメイクを施すことができますが、免許がないのにそのような業務を行うのは法律違反になってしまうので注意しましょう。

大分県で美容室を開設するために必要な手続きとは?

大分県(県庁舎在地で中核市の大分市を除く)で美容室を開設するには、まず美容室の所在地を管轄する担当の保健所と施設の図面や設計計画をもとに事前相談を行います。県で定めている基準に適合した施設を準備する必要がありますが、初めてでよくわからないという場合は設計段階から相談に乗ってくれるようです。
施設が完成したら、「理(美)容所開設届」として申請書や添付書類を提出します。添付書類は医師の診断書や免許証写し、本人確認書類などいくつか種類があるので、県のホームページにも載っている一覧表で確認すると安心です。また、検査手数料として16,000を現金で納付します。
後日保健所が施設立入検査を行い、確認済証の交付をもって晴れて美容室の開設となります。

美容室の開設にあたって悩むときは、保健所としっかり話し合うことが大切

美容室の開設には、衛生面などからも施設の構造基準が県によって細かく決められています。開設後も店舗名や従業員登録の変更に応じて届けが必要になることがあるので、悩むときはその都度保健所と相談しながら一つひとつ確認していくことが一番確実で安心かと思います。