DIYでできる外構工事は?

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昨今のコロナ禍ではホームセンターの売上が飛躍的に伸びました。けん引したのはアウトドア用品やDIY用品と言われています。このうち、DIYは近年、継続的に定着していますよね。そんな中、慣れた人はちょっとした棚を作るだけでなく、より大きな構造物にまで手を広げています。それでは、住宅の外構工事までDIYでできるものでしょうか。今回は自分の手で作る外構について考えてみます。
栃木に外構工事を行う業者がありますが、DIYで外構工事をするメリットはどこにあるでしょうか。すぐに思いつくのは、完全に自分の好きなようにデザインができることです。さらに費用の安さも大きいでしょうね。業者に頼めば人件費は必要ですし、素材もそれなりのものを使うでしょう。自分でやれば人件費は無料ですし、素材も好きなように選べますから、全体の費用を抑えることができますね。
とは言え、個人で得られる素材の種類には限界があります。最近はインターネットやYouTubeでさまざまな情報が得られますが、当然ながら技量や使える工具には限りがあります。できること、できないことを見極めるのは大事なことです。

費用対効果を考えて判断を

駐車場を作る場合、砂利を敷く程度なら自分でできますが、さすがに舗装をするとなると、素人には難しいですね。カーポートは扱う部材のサイズも大きいですし、降雪地帯だと構造の歪みは命取りになりますから、基本的には専門業者に頼むべきでしょう。フェンスの中にはDIYでできる種類のものと、難しい種類のものがあります。玄関アプローチ部分は市販のレンガを使った簡単な工事なら可能ですね。
いずれの工事も、注意すべき幾つかの共通点があります。基礎工事を疎かにしないこと、「水平」「垂直」をしっかりと確かめて施工することなどです。こうした基本的なことを守り、一般的な材料でできる工事なら、やってみる価値はありそうです。ただ、外構というのは家の表情を決めるものでもありますから、単純に費用だけで考えず、自分でやる場合と専門業者に依頼する場合の費用対効果の違いという意味合いで捉え、最適な選択肢を探りたいところです。