知識ゼロからの農業ビジネス入門

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定年前いなかに引っ越して、農業をやりたい。

安全な野菜を食べて、健康になりたい。

しかし、農業はやったことがないので収入になるかどうか不安でした。

知識ゼロからの農業ビジネスは、農業で収益を上げる方法だけでなく支援やリスク管理の方法も載っています。

農業に関心がある人は、1度目を通しておくと役立ちます。

なぜ農業ビジネスが注目されているか

日本では、農業ビジネスが以前より注目されています。

農業が注目されているのは、食料需要がこれから高くなるからです。

輸入品は、異常気象やエネルギーの高騰で値上がりが激しいです。

そのため、国内の農業の活性化が課題になります。

就農希望者は初めにどうしたらいいか

農業をスタートしたいと言っても、なにからスタートしたらいいかわからない人も多いのではないでしょうか。

第3章では、農業で起業するためにはどうしたらいいかが書いてあります。

スタート時には、農業体験がいいと言われています。

現在は、市民農園で気楽に農業が体験できます。

本格的に学びたい人は、農業大学校がおすすめです。

講義と実習で、農業を基礎から学ぶことができます。

さらに経営や流通、販売まで相談に乗ってくれるのが魅力です。

そして、独立支援プログラムについても載っているので勉強になりました。

農業のリスクである、害虫対策や有害鳥獣対策も載っています。

私が一番興味を持ったのは、植物工場です。

気温や湿度、温度などの影響を受けないのは、とても素晴らしいと思いました。

軽作業が多いので、年齢が高くなっても安心です。

資金をどうするか

定年前に農業をしたいけど、大きな借金は避けたいですよね。

第4章では、営農計画と資金調達のお話が載っています。

作ったものを販売するのではなく、売れるものを作るというのが大事な考え方です。

政府や自治体の、支援制度についても書いています。

契約栽培やネット販売など、従来の販売ではないやり方も知っておいた方がいいです。

まとめ

今回は、定年前に農業をスタートしたいという人に「知識ゼロからの農業ビジネス入門」の本を、紹介しました。

50代から、定年後の生活について考えることは大切だと思いました。

まずは農業について体験して、自分に合っているかどうか見極めます。

土地や住居を格安で貸し出しているサービスもあるので、チェックしようと思います。

「新鮮で安全な野菜を、少しでも多くの人に食べてもらいたい」

このような思いが強い人は、ぜひ農業ビジネスの本を手に取ってくださいね。