勉強の能力と仕事の能力は全く別物である

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私は現在40代後半の男性であり、社会人経験ももう20年以上になっています。

そんな私が学生時代と社会人時代を過ごしてきてわかったことは勉強の能力と仕事の能力は全く比例せずにむしろ全くの別物であるということです。

そこで今回はなぜ私がそのように考えるようになったかということを書いていきたいと思います。

学生時代と社会人時代の決定的な違いについて

学生時代と社会人時代の決定的な違い、それは他の人との関わりにあります。

学生時代はよほど専門的な学校でもない限り、カリキュラム通りに授業が行われ、その授業を聞いて自分が勉強して学力を上げていくということを行っていきます。

そして自分で予習復習を繰り返して自分の学力を上げていけば成績が上がっていき、大学などの入試にも合格できるようになっていきます。

それは他の人との絡みは全く無くて自分だけの努力で事が足りるわけです。

しかし社会人になってからの仕事となるとそういうわけにはいきません。

自分で店をやるなどの自営業の方は別ですが、どこかの会社に入って働く以上、常に自分以外の他の人との絡みが出てくるわけです。

よく東大や京大などの名門大学出の新入社員が全く仕事ができないなどの話が出ますが、それは上記の理由なのではないかと思われます。

では学生時代からどうやって他の人との絡みを作っていけばいいかを次から述べていきます。

学生時代には何らかのクラブ(できれば団体競技)を経験してほしい

個人的な事情はあるでしょうが、現在の世の中では中学から高校までは通う方が多いかと思います。

そんな学生時代には自分一人で勉強ばかりするのではなくてクラブ活動も経験しておいたほうが社会人になってからの自分にとっては役に立つと言えます。

クラブ活動にも文化系のクラブ、体育系のクラブ、個人競技、団体競技など様々ありますが、私としては体育系の団体競技をおすすめしたいです。

まず文化系と体育系のクラブで言いますと、体育系のクラブに所属してほしいと個人的には思います。

それはキツイ練習に耐え抜くことで体力、精神力が鍛えられていき、それが社会人になってから役立つと思うからです。

体育系のクラブでも個人競技よりも団体競技をおすすめしたいです。

というのは自分の努力、能力だけで結果が出る個人競技よりも同じ志を持つ仲間たちとキツイ練習をしていくことで団結力も生まれていきますし、仲間への思いやりなども持てると思うからです。

こういう経験を学生時代にしておくことで社会人になって会社で色んな人とともに仕事をする場面において役に立つと思うからです。

まとめ

上記で述べてきましたが、実は私自身は高校時代は私立の勉強に特化した特進コースに進学したためにクラブ活動はできませんでした。

ひたすら大学合格を目指して勉強漬けの日々を過ごしてきましたが、そのかわりに大学進学後は体育会の団体競技のクラブに入り、またアルバイトなどもして人との関わりを持ってきました。

また大学の場合はゼミという普通の授業とは少し違う他の人とともに何かを成し遂げていくいう授業もありましたので、この経験も社会人になってから役に立ったと言えます。

仕事をする上では他の人との関係は必ずあるものであり、それは自分一人で勉強するだけでは身につかないものであると言えるのです。