災害の多い熊本

九州・四国・紀伊半島と上陸し、激しい雨や強風で心配された台風14号ですが、東海沖を東に進み、今日にも温帯低気圧に変わる見込みのようです。
今回も台風による災害が心配されましたが、とりあえず大きな被害もなく過ぎ去っていきそうです。
近年多くの災害に見舞われている熊本県では、特に早い段階から避難所を開設したり、高齢者等避難を発令して避難を呼びかけていたようですね。
何はともあれ大きな被害が出なくて一安心です。

記憶に新しい球磨川の氾濫

昨年7月に起きた熊本豪雨による球磨川の氾濫は今も記憶にあります。
この災害で熊本の高齢者施設が被害に遭い、14人もの尊い命が奪われてしまいました。
近隣住民も駆けつけ、入居者を避難させるお手伝いをしていましたが、マンパワーが足りず全員を避難させることができませんでした。
危険を顧みず避難救助を行っていたボランティアの方まで命を落とすことが無かったのが唯一の救いだったかもしれません。
自然は恵みも多いものですが、反面恐ろしいものでもあります。
特に近年は「未曽有の災害」とか「今まで経験したことが無い豪雨」など自然体系が崩れてきています。
高齢者施設は自然に囲まれた静かな場所に建てられているケースが多いので、この施設に限らず、災害の多い熊本の介護施設では十二分に警戒する必要がありそうですね。